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ぐりぶろぐ

27歳。北海道生まれ。広告代理店勤務を経て新聞記者をしています。

名古屋がぼくをダメにする

グルメ ダイエット 名古屋

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年に1~2回、出張で名古屋を訪れる機会がある。先に言うと、ぼくは名古屋が好きじゃない。町ゆく女性は綺麗だが、是が非でも訪れたい観光名所もなければ、食べものも北海道出身の僕にとってはそんなに魅力的なものはない。全国主要8都市で「最も魅力のない都市」に選ばれるのも、正直納得だ。「味噌カツ」「手羽先」といわれても「うーん…」という感じだし、「ひつまぶし」はコスパが悪い。

それでも一つだけ、僕にはとんでもなく大好きなものがある。名古屋駅に行くと、必ず行くところが一つだけ、あるのだ。

「味仙」の台湾ラーメンについて語らせてほしい

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「味仙」の台湾ラーメン。名古屋生まれの激辛ラーメンの元祖だ。ぼくはこれが大好きでしかたがない。ぼくの中でデットヒートを繰り広げる「焼肉」「寿司」「餃子」の〝死ぬ前に食べたいものベスト3〟に食い込むかもしれない。それほどまでに思い入れがある。「ラーメン」はベスト5にもランクインしないが、「味仙の台湾ラーメン」となると話は別だ。

 

麺の上にミンチとニラがたっぷり乗っていて(あと、もやしが適量)、スープは鶏ガラ。辛さとのバランスが絶妙だ。ぼくは結構な辛党だが、汗がじわりとくるくらい、しっかり辛さを感じられる。それでいて鶏ガラの旨みもちゃんと残っている。すごくちょうど良い。そしてシンプルな見た目にもかかわらず、決して細くはない麺がスープとしっかり絡む。辛さが苦手な人には「アメリカン」という辛さ控えめの注文方法もある。

 

それともう一つ。僕は「ラーメン+ライス」を良しとしていない。炭水化物×炭水化物というその悪魔的組み合わせは、百害あって一利なしくらいに思っている。何より、食べているうちにくどくなって気持ち悪くなる。ダメなんだ。でも、味仙の台湾ラーメンとなると話は別だ。

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麺がなくなるとスープの底にたくさんのミンチとニンニク、唐辛子が溜まる。これをどんぶりの底から引きずり出し、ライスにオンする。そしてレンゲでこのミンチライスをすくい、スープにディップする。

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あぁ…もう犯則だ。こんなの合わないわけがない。味仙においては「ラーメン+ライス」は絶対にハズしてはならない。必ず頼んでしまう。マストだ。

やってしまった

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あぁ…やってしまった。

 

僕は今、糖質制限中である。1月末からライザップと同じ食事メソッドで徹底した糖質制限を行い、1カ月で5キロ落とした。その後、昼だけは炭水化物を解禁したものの、順調にゆるやかに体重を減らしている。77キロあった体重が2カ月かからずに70キロ台になった。それでも、だ。

「ラーメン+ライス」はダメだ。絶対にダメだ。努力が無駄になる。

自分でできる!ライザップの糖質制限食事メニューと筋トレを徹底解説する

 

 

でも、名古屋駅に来たら「味仙」に寄らないわけにはいかなかった。「味仙」がぼくを呼んでいた。呼んでいるような気がした。そして「ラーメン+ライス」も、やらずにはいられなかった。

 

ちなみに味仙ではおみやげ台湾ラーメンも売っている。一度買ったことがあるが、家庭で忠実に同じ味を再現できる最高のおみやげだ。

今回ももちろん「おみやげください」と、レジで言った。しかし要冷蔵らしい。あれ?そうだったっけ? しばらく帰らないので、今回は諦めた。

おみやげを諦めかけた、そのとき

おみやげラーメンを買えなかった僕の背中は、駅構内を歩く「名古屋嬢」たちの目に、さぞ寂しげに映っただろう。それくらい、おみやげラーメンが欲しかった。  

 

しかし。

 

神はぼくを見捨てなかった。

改札の脇にあるおみやげ屋さんに、味仙の台湾ラーメンが平積みしてあった。平積みしてあるということは、これは常温でOKのタイプだ。

まさに「もうダメだ…」というときにデッキから「死者蘇生」を引いた感じだった(めっちゃ初期の遊戯王わかんない人ごめんなさい)。

 

ついでに大好きな「坂角のゆかり」まで買ってしまった。うっかり忘れていたが「ゆかり」は最も好きなおやつだ。ベスト3は厳しいかもしれないが、ベスト5には入ってくる。ぼくは糖質制限してから大好物のしょっぱいお菓子を封印してきた。ポテトチップスはイモ。炭水化物。糖質。天敵だからだ。でも「ゆかり」の1枚当たりの炭水化物はたった3.6gだった。許容範囲だ。救世主に思えた。

名古屋がぼくをダメにする

乗り換えのための滞在だったので、たった30分の名古屋だった。しかし、とても濃密な30分だった。この30分の間に糖質制限中のぼくは「ラーメン+ライス」をし、おみやげラーメンとおせんべいまで買ってしまった。

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後悔はない。

 

ぼくはいま名古屋に背を向け、おみやげの台湾ラーメンを脇に置いて、えびせんを食べながらこの記事を書いている。心地よかった唇のヒリヒリも、ようやくおさまってきた。

 

名古屋はたった30分の滞在だった。駅から出てもいない。

次、いつくるかもわからない。

 

もう1度言う、ぼくは名古屋が好きじゃない。

 

でも、名古屋駅は大好きだ。

 

味仙本店 - 元祖名古屋名物台湾ラーメンの中国台湾料理店

 

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